第89回謙信公祭メモリアル
2014年8月23日(土)、24日(日)の2日間、戦国の名将・上杉謙信公の遺徳を称える「第89回謙信公祭」が今年も盛大に開催されました。 24日に行われた出陣行列、川中島合戦の再現には、昨年に引き続きGACKT謙信が出陣!上越市内をはじめ、全国から詰めかけた大勢の観客が、その圧倒的なパフォーマンスに酔いしれました。
8月23日(土)
8月24日(日)
出陣行列
沿道が観客で埋め尽くされる中、白馬にまたがったGACKT謙信が大勢の武者を従えて登場すると、観客からひときわ大きな歓声が上がりました。昨年に引き続き"水干"姿での出陣となったGACKT謙信。沿道からは「御屋形様、お帰りなさい!」の声が多く聞こえました。行列も終盤にさしかかり、GACKT謙信が号令をかけると、沿道に詰めかけた観客も一体となって勝ちどきの声をあげ、祭りの盛り上がりも最高潮に達しました。
川中島合戦の再現
日もすっかり落ち、かがり火が焚かれるなか、夕闇を切り裂いてGACKT謙信が登場。宿敵・武田信玄公との一騎打ち・三太刀七太刀のシーンは息を呑むほどの迫力で、まさに軍神・上杉謙信公が舞い降りたかのようでした。
謙信公祭 GACKTさんからのメッセージ
ボクにとって、上越は「第二の故郷」とも呼べる大切な場所です。 その大切な故郷を守る上越の方々からGACKT謙信の復活を求めていただけたと伺った時は非常に嬉しかったです。 なので、その想いを無駄にする事無く、ボクもこれまで以上の最高のパフォーマンスを見せる事で応えていきたいと思いながらここまで来ましたが、舞台中のアクシデントで足を折ってしまうという出来事がありました。 今回はこういったハンデを背負った形で謙信公祭を迎えるかたちになりました。 もちろん、万全な状態で臨めることが一番大切なことですが、現実は万全じゃない状態で何か大切なことをクリアーしなければならないことの方が多いのが現実です。 今回は、ボクがこういった状況でもそれがハンデとしてではなく、自分の士気や気持ちを上げる一つの切っ掛けに過ぎないと自身で常に感じていますし、たとえどんなハンデを背負っても自分のやる気と気持ちで多くのことは成し遂げられるということが一人でも多くの見に来られた方に届けば幸いです。 「美しく心休まる上越に多くの方に足を運んで頂き、歴史の深い町の美しさにまず触れてもらいたい。そしてより多くの方々に伝わり、日本人の心を守り続けたい」という想いで取り組んで来たので、このイベントを見に来てくれた少しでも多くの方に、この想いが届いていれば嬉しいです。 このイベントを機に、ボクのように上越に魅了され、愛してくれる人が増えてくれることを心から望みます。 何百年もの間、積み重ねて来た「古き良き日本」の美しい心と姿をこのまま後世に伝え続けてくれる人が一人でも増えたることをボクGACKTも心から願っています。