箕冠城跡は箕冠山（標高242m）の山上にあり、上杉氏の重臣だった大熊氏によって築かれたといわれています。東に大熊川、西に小熊川が流れ、おのずと天険の要害をなしています。山容も美しく頂上から高田平野を眼下に遠く日本海も望むことができます。中世の山城の姿を歴然と残す特色ある遺構の多い城跡で、上越市の指定史跡になっています。

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龍神伝説の池「坊ヶ池」のほとり、標高520メートルに京ヶ岳城跡があります。この城跡は、中世山城を象徴する堀切、土塁、屋敷跡、削平地、縦掘、横掘等がほぼ完全な姿で残っていて、城跡の規模、内容面では山城を規定する典型的な遺構といわれています。戦国時代（15世紀から16世紀）には、春日山城の支城としての役割をもち、信濃方面への防備、牽制の役目を果たしたものと考えられています。

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標高182ｍの山頂にある山城。南北朝時代の1355年、越後守護であった上杉憲顕の子、憲将（南朝方）らは、越後北朝方を討つため、ここ顕法寺城で挙兵し戦いを繰り広げました。また、戦国時代は春日山城を支えた番城で、上杉氏の家臣で、伊崎次郎右衛門、丸田左京が居城したと伝えられています。山城として規模が大きく、堅固な要塞でした。山頂の本丸跡には、毘沙門天の石像があります。かつてここには大きな松がしげり、犀浜七里の漁民の大切な目印となっていました。明治43年より航海目標保安林として指定されています。山頂からは、春日山から米山までの頸城平野一帯と日本海を一望することができます。また、麓から案内表示の番号に従って一巡することができます。

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